私と小鳥とジャニーズと

ツイスターゲームの如く沼を掛け持っています

2年半ぶりに参戦したライブで泣いた話


1月15日、やっとキスマイのライブに行くことが出来た。
FREE HUGSぶりでざっと2年半。
ひたすら待って、耐えて、あまり在宅にもできない仕事を乗り越えてきた2年間。


私は今回、友人の復活当選で参戦することができた。
元々当たらなくて当然だと思っていたけど、やっぱり落選した時は落ち込んだので思わぬ救いだった。
「ずっと待ち望んでいたキスマイのライブに行ける」
おかげで年末年始の激務も頑張れた。少し気が緩んで数日前ミスしたけど。

会場までどんな感じなのか友人と話しながら歩くのも、会場前で写真を撮るのも、ドキドキしながらチケット発券する瞬間も全てが幸せで、本当に頑張ってきて良かったと思えた。

発券した瞬間に友人が慌てているので何かと思うと、「アリーナだよやばい!!」とのこと。
友人となんとか気を落ち着かせながら席へ。
ありがたいことに花道横のとてもいい席で、焦って身なりを整えた。
久しぶりのライブで、しかも初日に入れるだけでも運がいいのにと神様に感謝。

開演前のキスマイGoが言えないのでみんなでオロオロしてるのに笑っていたら、あっという間に暗くなる会場。
めちゃくちゃ楽しみにしていたが、いざとなると緊張する。出る側でもないのに。
この瞬間でもまだ、ホントにキスマイ出てくるのかな、などと考えていた。
2年半も会えなかったせいで、夢なのでは感がとてつもなかった。

本人たちが出てきてくれてもなお、本物かと一瞬疑ってしまった。いつぞやのライブの、映像だけ本人でステージ上はダミーJrみたいな感じなのでは!?とか。
さすがに2年半も空いていて登場にそんなことはして来なかった。当たり前だ。私はアホか。
(もしそうだったらそうだったで「焦らしてきたフゥ〜!!!」ってなってる)

肉眼でやっと本人なのを確認できた瞬間、一気に視界にモヤがかかった。マジか!自分泣いてるやん。
自分で自分にびっくりだった。
確かにずっとずっと待ち望んでいたことで、コロナ禍で色んなことを思ったし乗り越えてきたが、こんなにぶわっと涙が出てくるとは自分でも思わなかった。
やっとこうしてライブに来られたという感動半分、信じられない気持ち半分といったところだろうか。
色んな感情が次々に湧き上がってきて、序盤のあたりはあまり覚えていない。
その後も「かっこいい」「かわいい」「やばいすぐそこにいる」「私死ぬのかな」「あ、声出しちゃダメだ」「うちわ出さなきゃ」などの感情がひたすら繰り返されていた。どうやら人は興奮するとバカになるらしい。

今まででいちばん早く過ぎ去った時間だった気がする。感情が大渋滞を起こしていて、でもしっかり目に焼き付けておかないといけない。
久々のキスマイのライブでブランクがあったからかもしれない。今思えばとても要領が悪かった気がする。

考えることやること盛りだくさんだった。
でも、とにかくずーっと楽しかった。嬉しかった。
こんな幸せな時間が永遠に続けばいいのに、と思ってしまった。仕事やりたくねえ。
けど最後に「また会おうね」「またね」と言われると、「よし頑張るか」という気持ちになる。
アイドルってすごい。一瞬でやる気スイッチ入れてくれる。

ドームが発表された今、私はせっせと働いてお金を貯めている。おかげで仕事を頑張れている。
やはりライブがあったりすることで日々の色んなことを乗り越えられるのだと実感した。もう推しなしでは頑張れない。コロナ禍め。

でも、大切さにはより気づけた。どれだけキスマイに支えられているかもわかった。
これからも、自分のできる範囲ででも応援していこうと思えた1日だった気がする。